伝統音楽とダンスのアイルランドまつり
Féile Tokyo フェーレ・トーキョー2018 開催決定!
2018/6/15(Fri)・16(Sat)・17(Sun)
<Féileってなに?>
Féile(フェーレ)とはアイルランド語で“お祭り”の意味で、世界中のCCÉ支部で行われています。Féile Tokyoは2016年に本部公認のイベントとして初めて開催、今年で3回目を迎えます。音楽ワークショップ、SCT試験、ダンスワークショップ、コンサート、ケーリーの他、楽器のコンペティションなどを開催。このコンペティションは8月にアイルランドで開催される世界最大のアイルランド音楽祭、Fleadh Cheoil na hÉireann(フラー・ヒョール・ナ・ヘーレン)のコンペティションの正式な予選となります。
昨年のFeile Tokyo 2017の様子です。
<Oisín Mac Diarmada & Samantha Herveyって誰?>
オシン・マクディアマダ・・・クレア出身、スライゴー育ち。幼少の頃よりフィドルを学び、10歳の時にFleadh Cheoil na hÉireannのジュニア部門で優勝。1999年にはシニア部門で優勝し、オールアイルランドチャンピオンの座に輝く。(2008年には兄と共に参加していたInnisfree Céilí Bandが同大会で優勝という快挙も成し遂げている)2001年よりバンド“Téada(テーダ)”のリーダーとしても活動している。
サマンサ・ハーヴェイ・・・アメリカ・カリフォルニア出身。ステップダンサー / ピアニスト / アコーディオン奏者。T.C.R.G(認定教師)資格も持ちプロダンサーとしても活躍。4歳でピアノ、11歳でピアノアコーディオンを始め、アメリカやアイルランドの地方開催のフラーでも入賞。現在は Oisín と結婚しスライゴー在住。パフォーマンスの他ダンスや楽器の指導も行っている。
<コンペティションにエントリーするには?>
コンペティションはただ優劣を競うだけでなく、 日ごろの練習の成果を一流の演奏家に評価してもらえる貴重な場でもあります。自分の演奏が本場アイルランドでどれほど通用するものなのか腕試しをしたいと思っている方は、 ぜひ「Féile Tokyo フェーレ・トーキョー2018音楽コンペティション」にふるってご参加ください。審査終了後にマークシート(成績表)をお渡します。また、既定のレベルをクリアした上位入賞者には、Fleadh Cheoil na hÉireannへの出場権が与えられます。(2018のフラー・ヒョールはダブリンの少し北、ドロヘダ(Drogheda)で8/12~19に開催されます)
なお、審査員は1999年度のオールアイルランドフラー・フィドル部門 優勝者のオシーン・マクディアマダ氏が務めることが決定しています。
◆ 仮エントリー期間:~5/21
◆ エントリー料金:1種目につき一人 CCE会員¥800 一般¥1000
◆ 開催日: 2018年6月17日(日)
◆ 場所: 10:00 – 11:30 早稲田奉仕園音楽練習室
13:00 – 17:00 Tokyo Concerts Lab.
コンペティションのルールはこちらから。必ずご確認ください
仮エントリーの申込はこちら(5/21〆切)
<SCT試験とは?>
「SCT」とはアイルランド語で「Scrúdú Ceol Tíre」の略で「Scrúdú = 試験、テスト」、「Ceol = 音楽」、「Tíre = 国の」という意味になります。 アイルランド音楽界の権威である「CCÉ」が認定する唯一目に見える形として結果を残せる「検定試験」ですが、
決してアイルランド音楽を演奏したり学んだりする人が皆受けないといけないというものではありません。試験を受ける受けないはそれぞれの演奏家/学習者の自由です。
SCT試験を受けるメリットは、現在の自分のレベルを自覚し、レベルを上げるためには何が必要なのかということが見えてくるということ。きちんとステップアップするための手順を教えてくれます。
・SCT Examは8段階のレベル(グレード1~グレード8)があり、グレード8が最上位となります。
・受験料
Grade 1 |
¥6,000 |
Grade 2 |
¥6,000 |
Grade 3 |
¥7,000 |
Grade 4 |
¥8,000 |
Grade 5 |
¥9,000 |
Grade 6 |
¥10,000 グレード6以上を受けるためには受験する年の1月1日に14歳に達していないといけません。 |
Grade 7 |
¥12,000 グレード6より上を受験するためには、グレード6にパスしておく必要があります |
Grade 8 |
¥14,000 |
・どんな楽器でも受験可能です。リルティングやホイッスリング(口笛)など楽器以外でも受験可能です。 どのグレードから受けるかは自由に決めることができます。年齢に関わらずどのグレードでも受験できます。 ただしグレード6以上を受けるためには受験する年の1月1日に14歳に達していないといけません。また、グレード6より上を受験するためには、グレード6にパスしておく必要があります。
・試験項目は4つ。 ① Perfomance(演奏) ② Aural Awareness(聴いた通りに演奏する) ③ Research Project, Discussion & Repertoire(作文(グレード6以上)、質疑応答) ④ Literacy(基本的な技術力)で、40点以上取れば合格です。
合格すると合格証が送られてきます。合格証と合わせて評価シートも送られてきます。
評価シートには試験官のコメントが書いてあり、自分の演奏の良かった面、悪かった面、もっと伸ばせる点などを客観的に判断することが出来ます。
昨年日本でSCTグレード6を受験した5名は全員、合格しました。
・Oisín Mac DiamadaがSCT試験の責任者(Director)のため、日本でもFéile期間中にのみ特別に受験をすることが可能です。
ただし人数には制限があります(先着10名)。希望される方はお早めにお申し込み下さい。
SCTのシラバスはこちらからダウンロードできます。
SCTのお申込みはこちらから。
<協賛募集中!>
只今、”Féile Tokyo 2018” に協賛して下さる会社、団体、個人を募集しています。
一口1万円単位でのご協力をお願いします。リターンとして、イベントへのご招待、フライヤーやウェブでの広告、当日、会場でのアナウンスやチラシでのPRなどを行います。
日本におけるアイルランド文化の振興のため、皆様のサポートやスポンサーシップをお願いいたします。
お問い合わせはこちらから
ケーリー・モア
6/17(日)17:30-20:30
Tokyo Concerts Lab.
Toyota Ceili Band 他
フェーレのしめくくりは大ケーリー、ケーリーバンドの共演とセットダンスをお楽しみください。
(詳細が決まり次第アップデートします)
その他、コンサートなども企画中。情報は追ってアップデートいたしますので
どうぞお楽しみに!