Féile(フェーレ)とはアイルランド語で“お祭り”の意味で、世界中のCCÉ支部で行われています。Féile Tokyoは2016年に本部公認のイベントとして初めて開催、今年で3回目を迎えます。音楽ワークショップ、SCT試験、ダンスワークショップ、コンサート、ケーリーの他、楽器のコンペティションなどを開催。このコンペティションは8月にアイルランドで開催される世界最大のアイルランド音楽祭、Fleadh Cheoil na hÉireann(フラー・ヒョール・ナ・ヘーレン)のコンペティションの正式な予選となります。
昨年のFeile Tokyo 2017の様子です。
<Oisín Mac Diarmada & Samantha Herveyって誰?>
オシン・マクディアマダ・・・クレア出身、スライゴー育ち。幼少の頃よりフィドルを学び、10歳の時にFleadh Cheoil na hÉireannのジュニア部門で優勝。1999年にはシニア部門で優勝し、オールアイルランドチャンピオンの座に輝く。(2008年には兄と共に参加していたInnisfree Céilí Bandが同大会で優勝という快挙も成し遂げている)2001年よりバンド“Téada(テーダ)”のリーダーとしても活動している。
コンペティションはただ優劣を競うだけでなく、 日ごろの練習の成果を一流の演奏家に評価してもらえる貴重な場でもあります。自分の演奏が本場アイルランドでどれほど通用するものなのか腕試しをしたいと思っている方は、 ぜひ「Féile Tokyo フェーレ・トーキョー2018音楽コンペティション」にふるってご参加ください。審査終了後にマークシート(成績表)をお渡します。また、既定のレベルをクリアした上位入賞者には、Fleadh Cheoil na hÉireannへの出場権が与えられます。(2018のフラー・ヒョールはダブリンの少し北、ドロヘダ(Drogheda)で8/12~19に開催されます)
・試験項目は4つ。 ① Perfomance(演奏) ② Aural Awareness(聴いた通りに演奏する) ③ Research Project, Discussion & Repertoire(作文(グレード6以上)、質疑応答) ④ Literacy(基本的な技術力)で、40点以上取れば合格です。
カリフォルニア出身。ステップダンサー / ピアニスト / アコーディオン奏者。ステップダンサーとしてはTéada、Irish Christmas in Americaなどのツアーに参加した他、T.C.R.G(認定教師)として名門ダンススクールであるCladdagh School of Irish Danceで指導にあたる。4歳でピアノ、11歳でピアノアコーディオンを始め2013年、フラーのアメリカ東部地区大会でそれぞれの部門で入賞。2015年には本国コナクト大会においてピアノアコーディオンの部で入賞を果たした。またダンスコンペティションの伴奏者(Feis Musician)としても活躍している。2013年、マンドリンとのデュオ“Sam ‘n Ash”でデジタルアルバムをリリース。現在はOisínと結婚しスライゴー在住。ダンスや楽器の指導を行っている。
講師プロフィール Oisín Mac Diarmada(オシーン・マクディアマダ) クレア出身、スライゴー育ち。幼少の頃よりフィドルを学び、10歳の時にFleadh Cheoil na hÉireann(フラー・ヒョール・ナ・へーレン=Fleadh/フラーの本大会)のフィドルソロとデュエットのジュニア部門(12歳以下)で優勝。1999年、同大会フィドルソロのシニア部門で優勝しオールアイルランドチャンピオンの座に輝く。(2008年には兄と共に参加していたInnisfree Céilí Bandが同大会で優勝という快挙も成し遂げている)2001年よりバンド“Téada(テーダ)”を結成しプロとしての活動を開始。これまでに5枚のアルバムをリリース、日本を含む世界ツアーも行う。現在はCCÉ本部が実施しているアイルランド音楽の演奏技能試験“SCT Exam”のディレクターや認定講師試験“TTCT Exam”の試験官、各地のコンクールの審査員としても活躍している。 2015年には待望のフィドルのソロアルバム“The Green Branch”をリリース。